2階から見たリビングダイニング。2階で用事をしていても1階の家族の様子がわかり安心。

「近所で泥棒さんが、精力的にお仕事をされまして……」と、ユーモラスな表現を交えながら「casa cube」を選んだ理由のひとつを、お話ししてくださったご主人の大山敦郎さん。
実は、以前お住まいだった家の近くで空き巣の被害が続出。家族の安全を守るため、本気で防犯について考えるようになったのだとか。被害に遭われた方々の話によると、侵入経路のほとんどが窓からだったそうで、「窓って邪魔かも、という話になったんです」。そして、そんなときに知ったのが、「casa cube」という家の存在だった。
「casa cubeの本を読んだら、“窓のない家”と書いてあって、こんな家があるのかと、最初は驚きでした」
“窓のない家”といっても、実際には「一見、窓がないように見えるデザイン」というだけで、1階には人が通れないほどの細長いスリット窓が複数配置されているし、2階にも天窓を含めて窓はある。



「とは言いつつも、家の中が暗いのはやっぱりいやなので、当初は“明るさ”への不安はありました。でもcasa cubeを2軒見学させていただいて、そのときに感じた開放感や、天窓から届く光の多さに衝撃を受けました。あかりって、こんなふうにすれば驚くほどとれるんだと感心しました。」
大山さんご一家は、住み替えの時期を長男の快翔君(6歳)、次男の壮真君(3歳)、ふたりの進学時期に合わせて、長い目で考えようとしていたそうだ。ところが偶然「casa cube」を知り、さらには土地も見つかってトントン拍子に事は進んでいった。しかも、なんと「アクタスの家具プレゼント企画」に当選というおまけ付き。


「家族の安全、安心」から始まった大山家の“理想の暮らし”に、思わぬかたちでまたひとつ“理想の暮らし”が加わった。
「当選したと聞いたときは、本当にびっくりしました。家具はアクタスさんがコーディネートを提案してくれたので、全体としての統一感もあり、とても気に入っています」と、奥さまの晃子さんはおっしゃった。白い空間にやさしい木の家具が見事に調和している。
キッチンから見わたすことのできるリビング&ダイニング。さらに目を引くのは、リビングの向こうにあるフリースペースに置かれていた、大きな机。これもアクタスで選んだものだ。
「ここは近い将来、子どもたちが並んで座って本を読んだり、勉強をしたりするスペースです 」と、晃子さん。大きな吹き抜けのおかげで室内はたっぷりのお日さまの光で満たされ、1階にいても2階にいる家族の気配を感じることができる。四方を外壁に守られた家なのに、家の中は広々とした空間が存在する。
「外からの視線も気にならないし、家の中でこれだけ開放感を感じられるので、休みの日は家でのんびり過ごすことが増えそうです」。そう語ったご主人の敦郎さんは、ちょっとまぶしそうに、ちょっと嬉しそうに目を細めた。


